こんにちはushitaroです。
韓国ドラマ視聴歴16年のushitaroが今回紹介するドラマは王女の男です!
2011年に放送された全24話の韓国ドラマ
韓国ドラマでありがちな
「復讐劇」と「恋愛」(立場が敵同士の恋)
が融合した韓国ドラマです。
さくっと24話で見れるドラマなのでどんどん続きが気になっちゃいます!

1.王女の男のあらすじ
実在する宮廷クーデター事件「癸酉靖難」により殺されるキム・ジョンソの息子「キム・スンユ」とクーデターを起こすスヤン大君の娘「イ・セリョン」の恋愛が描かれます。
①王の腹心「キム・ジョンソ」と王の弟「スヤン大君」の敵対
5代王「文宗」の時代
「文宗」の腹心「キム・ジョンソ」と「文宗」の弟「スヤン大君」は敵対していました。
しかし,突然「スヤン大君」から「キム・ジョンソ」に子同士の縁談を持ち掛けます。
この2人の子こそ「キム・ジョンソ」の息子「キム・スンユ」と「スヤン大君」の娘「イ・セリョン」です。
②「キム・スンユ」と「イ・セリョン」の出会い
「スンユ」は王族の教育機関で働く新入りで,突然,「敬恵(キョンヘ)王女」の講義を行うことになります。
父から縁談の話を聞いた「セリョン」は「スンユ」のことを知るため,仲の良い「キョンヘ王女」に頼み,王女になりすまし「スンユ」の講義を受けることになります。
その後,「セリョン」がこそっと馬に乗り,暴走していたところを「スンユ」が助けたりと二人の距離は急接近していきます。
③「キョンヘ王女」の婿選び
同じころ,「キョンヘ王女」の婿選びが始まります。
なんとここで「キョンヘ王女」の婿として「スンユ」が選ばれてしまいます。
「スンユ」としては「セリョン」を王女だと思っているので嬉しい話となりますが,実際の王女は別人という複雑な感じに・・・
④「スヤン大君」のクーデター
しかし,王女との婿選び直前,ある事件から「キム・ジョンソ」は右議政を辞任し,「スンユ」が宮廷から追放されてしまいます。
さらには「文宗」が倒れてしまいます。
王族が政治に関わることがタブーとされていた「スヤン大君」ですが,「文宗」が倒れたことをきっかけに私兵を使い,「キム・ジョンソ」を殺し,朝廷を掌握していまいます(これが史実でいう「癸酉靖難」)。
ちなみにこの時点でも「スンユ」は「セリョン」が「スヤン大君」の娘とは知らないです・・・
⑤「スンユ」の復讐が始まる・・・
流刑地に送られる途中,何度も殺されそうになる「スンユ」ですが,一芝居打って,死んだと見せかけることにより追っ手を振り払います。
その後,「スンユ」は都に戻り,「セリョン」との再会もありつつ,「スヤン大君」への復讐を開始します。
「スンユ」の復讐が成功するのか?
親を殺された「スンユ」とその復讐相手の娘である「セリョン」との恋はどのような結末を迎えるのか?
見どころがたくさんです!
2.王女の男をより楽しむためのポイント
以下のポイントを意識しながら王女の男を見ると楽しさが倍増するかも!?
ココがポイント
- 親が敵同士の「スンユ」と「セリョン」の恋の行方
- 「スンユ」の「スヤン大君」への復讐は成功するのか
- 「スンユ」の友達「チョン・ジョン」と「シン・ミョン」の生き方
3.王女の男のここが面白い
韓国ドラマ視聴歴16年のushitaroが考える「王女の男」の見どころ!
ネタバレ気になる方はご注意ください!
①「キム・スンユ」復讐と恋愛の葛藤
何度もお伝えしているとおり,「キム・スンユ」の父親「キム・ジョンソ」は「イ・セリョン」の父親「スヤン大君」に殺されています。
もちろん流れ的に,「スンユ」は父親の仇を討つために復讐を企てるのですが,復讐相手の娘に恋をしているため葛藤するわけです・・・
「セリョン」のことを忘れようとする「スンユ」なんですが,「セリョン」が「スンユ」に対してずっと尽くしてくれるので,「スンユ」は非情になりきれません。
そんな復讐と恋の結末は必見です!
②「キム・スンユ」の友達「チョン・ジョン」と「シン・ミョン」との絆
「スンユ」には「チョン・ジョン」と「シン・ミョン」という仲の良い友達がいます!
「チョン・ジョン」は「キョンヘ王女」と結婚し,スンユの強い味方となります。
「チョン・ジョン」は全然頼りなく「キョンヘ王女」にも初めは心を開いてもらえないのですが,徐々に頼もしくなっていきます。
そんな「チョン・ジョン」の成長と「キョンヘ王女」との夫婦愛も見どころです!
「チョン・ジョン」もまさしく「王女の男」と言える活躍を見せますよ~!
対して,「シン・ミョン」は父親が「スヤン大君」側についたことで,「スンユ」を裏切ってしまいます。
さらには「セリョン」との縁談が進んでいきます。
父親がクーデターを行ったがために友達を裏切ることとなった複雑な立場の「シン・ミョン」ですが,恋人を裏切った印象しかない「セリョン」からはだいぶ嫌われます。
ですが,彼なりに「セリョン」に心を尽くす姿も「王女の男」と言ってよいと思います。
この2人の活躍にも注目しながら「王女の男」をご覧ください
4.王女の男 キャスト(相関図)
相関図(参照:BS-TBS 韓国ドラマ「王女の男」)
①キム・スンユ役/パク・シフ
「文宗」の重臣「キム・ジョンソ」の息子。
スヤン大君に謀反を起こされるまでは女好きな貴公子的な立ち振る舞いですが,復讐を誓ってからは冷酷な暗殺者に・・・
復讐前後で別人じゃないかと思えるくらいの変貌ぶりは注目ポイントです。
「スンユ」と「セリョン」がどのようなラストを迎えるのかは必見!
【出演作品】
逆転の女王
イルジメ
名もなき英雄
②イ・セリョン役/ムン・チェウォン
「文宗」の弟「スヤン大君」の娘。
作中では終始「スンユ」のことだけを思って行動するヒロイン。
「スンユ」は父親「スヤン大君」にとって邪魔な存在であるため,何度も命の危機にさらされますが,そのたびに「セリョン」が「スヤン大君」に抵抗するようになります。
「スンユ」と「セリョン」がどのようなラストを迎えるのかは必見
【出演作品】
風の絵師
華麗なる遺産
お嬢様をお願い!
③キョンヘ王女役 / ホン・スヒョン
「文宗」の娘
後に「スンユ」の友達である「チョン・ジョン」の妻となります。
「チョン・ジョン」との夫婦仲は良いとは言えませんが,徐々に「チョン・ジョン」の優しさに惹かれていきます。
「チョン・ジョン」は後に「スヤン大君」に反旗を翻すことになるんですが,その前に「キョンヘ王女」と語るシーンは今生の別れって感じで泣けます・・・
【出演作品】
天使の誘惑
私に嘘をついてみて
④シン・ミョン役 / ソン・ジョンホ
「スンユ」の友達
「スンユ」が流刑地に送られた後に「セリョン」との縁談が進みます。
友達を裏切った立場であり,「スンユ」を窮地に陥れたため「セリョン」からはとんでもなく嫌われてます。
父親が「スヤン大君」側に協力したためとは言え,かわいそうな役回りですよね。
「スンユ」と「シン・ミョン」は終盤に戦うことになり,結果的に「シン・ミョン」がやられるんですが,そのシーンは1番感動します。
【出演作品】
応答せよ1997
カインとアベル
⑤スヤン大君役 / キム・ヨンチョル
「文宗」の弟,「セリョン」の父親
自分が王位に就くために色んな人を殺めていく非情さがあるんですが娘の「セリョン」には超甘い笑
【主な出演作品】
IRIS-アイリスー
⑥キム・ジョンソ役 / イ・スンジェ
「文宗」の重臣,「スンユ」の父親
「スヤン大君」が謀反を起こしたことにより,襲われ,物語早々に退場してしまいます。
韓国ドラマの王様や重臣役でよく見る味のある俳優さんなので,出番が少なくて残念でした。
【出演作品】
イ・サン
5.王女の男 時代背景
「王女の男」は1452年~1460年くらいのお話です。
文宗の死去が1452年で世祖(スヤン大君)の在位が(1455年~1468年)
同じ時代背景の韓国ドラマだと「インス大妃」があるようです。
ちなみにですが日本史で言うと室町時代になります。
1467年が応仁の乱なのは覚えてます!笑
足利氏が活躍していた時代ですかね(うろ覚え)
中国で言うと明の時代になります。
6.王女の男 まとめ
王女の男は復讐と恋愛系の韓国ドラマが好きな方にはぜひともおすすめしたい作品です。
全24話と短いため,サクッと視聴可能ですよ~!